腱板損傷
腱板損傷とは?
腱板(けんばん)とは肩甲骨から上腕骨に付着する4つの筋肉の事を指します。肩関節の動きを安定させ、なめらかに動かすために重要な筋肉です。腱板損傷とはそれらの筋肉が損傷、断裂してしまっている状態を指します。スポーツや転倒などの外傷のほかに加齢や日常生活のふとした動作でも発症し、激痛を伴います。肩関節は人体の関節の中でも動きの大きな関節で、損傷すると日常生活に大きな支障をきたすことから正しいケア、処置が大切になってきます。腕を他人に持ってもらって動かせば上まで上がるが、自分で動かそうとすると痛みで動かす事ができないのが特徴です。

このようなお悩みはありませんか??
☑️ 痛みが強くて手を挙げられない
☑️ 肩甲骨周りや腕に腫れが見られる
☑️ 腕に力が入らない
☑️ 肩を動かすと音がなる
☑️ 寝返りができない
☑️ 背中に手が回らない
一つでも当てはまる方は腱板損傷の可能性があります。
一度、鹿児島市のまつもと石谷整骨院までご相談ください!
腱板損傷の主な症状
- 肩関節の激痛
- 大幅な筋力の低下
- 可動域制限
- 肩、腕周りの腫れ
- 夜間痛や動作痛
腱板損傷の主な原因
腱板損傷の大半は加齢によるものとされています。75歳以上になると約50%の方が断裂しているというデータがあるくらい加齢によって発症しやすいです。4つの筋肉の中で特に損傷しやすいのは棘上筋という筋肉です。この筋肉は力学的にストレスを最も受けやすく血行が乏しい筋肉と言われています。そのため加齢による変性が起きやすいとされています。
加齢以外にも吊り革を掴んでいる時の急停車で負傷したり転倒などの外傷で損傷する場合もあります。
また、解剖学的に腱板は肩甲骨と擦れやすい構造になっているため投球などの使いすぎによって摩擦が生じ、腱板損傷に繋がります。
腱板損傷かな?と思ったら
腱板損傷の程度をいくつかの理学検査を行い評価します。まずは施術者が患者の腕をもち外側から腕を上に上げていきます。この時腕の角度が60°〜120°の間で痛みが出た時に陽性となります。(ペインフルアークサイン)

次に手を腰に回してもらい、腰から手を離せるかを見ていきます。もしこの動作ができない場合は、腱板の中でも前の筋肉(肩甲下筋)が損傷している可能性が高いです。(リフトオフテスト)

これらの理学検査である程度腱板損傷かを確認する事ができますが、整骨院では病名を診断することはできません。病院でMRIを撮影し、どの腱がどのくらい損傷しているか検査することで確定診断となります。
当院の腱板損傷に対するアプローチ方法
肩に痛みがあると無意識に反対側の筋肉や別の箇所で痛みをかばってしまっている事が多いです。そうすると全身に歪みが生じ、症状の悪化や治りにくい状態になってしまいます。鹿児島市のまつもと石谷整骨院では、ソフト整体で筋肉のバランス、関節のズレの調整を行います。肩周りは多くの筋肉、靭帯、組織で構成されており痛みを放置すると関節周辺が固まった状態となり大きな機能障害を残します。
直接、患部のマッサージやストレッチを行うのではなく、肩周りの筋肉とつながるポイントを刺激する事で、優しく患部を緩めていきます。肩周り以外の箇所が損傷部分にストレスを加えてしまっている可能性も十分にあるため、全身の歪みを整えていくことでまずは痛みの軽減に努めます。
痛みが軽減してきた段階で可動域を広げる施術に移ります。ソフト整体で筋肉の緊張、関節のズレを改善することで可動域が広がりやすくなります。また、腱板の筋力を鍛えることで肩の安定化を図り機能性を向上させていきます。







