寝違え

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寝違え

寝違えとは??

寝違えは正式には「急性疼痛性頸部拘縮」(きゅうせいとうつうせいけいぶこうしゅく)と呼ばれ、何らかの原因で頸椎、肩甲骨(けんこうこつ)の動きが制限されている状態を指します。 就寝前は何ともなかったのに起床すると首、肩が動かせないといった症状が出ます。首が軽度の肉離れをしている状態なため、症状によっては全く首を動かす事ができないなど患者によって様々ですが数日から2週間程度で大体の症状は治るため予後は良好とされています。

このようなお悩みはありませんか?

☑️ 朝起きた時に首が動かない

☑️ 横を向いたり首を捻る動きができない

☑️ 起きた時に肩や肩甲骨周りがしんどい感じがする

☑️ 首筋の筋肉がこわばっている感じがする。

寝違えの主な症状

  • 首の動かしづらさ
  • 首、肩周りの筋肉のこわばり
  • 筋肉の熱感
  • 頭痛やしびれ
  • 可動域の制限

寝違えの主な原因

寝違えの根本的な原因は実はわかっていません。しかし寝具の不一致や寝返りが少ない寝相の人に起きやすい傾向があります。寝ている時に同じ姿勢を取り続けると首や肩の筋肉が血流不足となり寝違えが起こるパターンが多いです。本来人間の体は同じ姿勢を取り続けないように寝返りを行います。寝具の不一致や何らかの疾患でうまく寝返りができないと寝違えを発症しやすくなります。

柔らかすぎるマットレスだと体重がかかる首、肩、腰、お尻などに負荷がかかりすぎてしまいます。一方硬すぎるマットレスだと反発力が強いため体にかかる負担が分散されず体全体に負担がかかってしまいます。こういった寝具の不一致が寝違えや慢性的な腰痛、肩こりに移行していく場合が多いですので自分にあった寝具を見つける事が大切です。

まつもと石谷整骨院では低反発と高反発の中間素材のマットレスを体験することができます。無料で自宅へのレンタルも行なっており、寝具を変えることで朝の身体の軽さを実感することができます。寝具を買い替えることは金銭的にも負担が大きいですが、当院では寝具の大切さもお伝えさせていただいています。

その他にストレスや冷えも寝違えの原因として大きいです。ストレスは交感神経を強く作用させます。交感神経が作用すると全身の筋肉は緊張して硬くなってしまい血流が悪くなってきます。また冷えも筋肉を強く収縮させ血流障害を引き起こす原因になるので寝室の温度を夏だと25℃前後、冬だと20℃前後にしておくと冷えからくる寝違えを予防する事ができます。

寝違えかな?と思ったら

寝違えかもと思ったらまずはアイシングを行い、患部を冷却しましょう。目安は15〜20分くらいです。冷やしすぎも症状悪化に繋がるので適切な時間でアイシングする事が大切です。

寝違えにも損傷する部位によって経過が異なります。筋肉を包む膜である筋膜を損傷している場合と筋肉そのものが炎症を起こしている場合に大きく分けられます。どちらか一方に首を回した時に首を回した側に痛みが出たら筋肉自体を損傷している可能性が高く、首を回した反対側に痛みが出ると筋膜の損傷の可能性が高いです。

首の痛みが1ヶ月ほど続くとそれは寝違えではなく他の疾患の疑いが強いです。頸椎(けいつい)ヘルニアやむちうち、関節リウマチや悪性腫瘍などの可能性もあるので、痛みが続く場合は一度病院などの医療機関で検査することをお勧めします。

当院のアプローチ方法

寝違えは2つの時期に分類する事ができます。発症直後で痛み、動きの制限が大きい「急性期」では、無理に動かしたりはせずに安静を指導します。この時にマッサージなどの強い刺激を与えてしまうと悪化してしまいます。当院独自のソフト整体で首肩周りの筋肉の緊張を緩めていきます。痛みが出ている筋肉を直接触ることはせず、体内のつながりを視ながらポイントを刺激することで首肩周りの筋肉を緩めます。また、筋肉だけでなく関節の硬さも独自の整体法で優しく緩め、痛みの原因を改善していきます。

次に発症から数日から数週間経ち徐々に首の痛みが引いてくる「慢性期」ではこれまで安静にしてたことにより首周りの筋肉が硬くなってこわばる事があります。そのためこの時期ではソフト整体に加えて可動域を広げるようなストレッチ、セルフケアを指導していきます。そうすることで首肩のだるさや動かしづらさなどを改善し、寝違えが起こりにくい体を作っていきます。

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