腱鞘炎(ドケルバン病)の原因と当院の施術法
ドケルバン病とは?
・ドケルバン病とはいわゆる腱鞘炎のことで、手首の親指側を走る筋肉の腱とその腱を包む腱鞘(けんしょう)と言われるものに炎症が起き腫れや痛みが生じていることを指します。近年ではスマートフォンの操作やパソコンのキーボードなど、親指をよく使う方に多く発症している傾向があります。

このようなお悩みはありませんか?
☑️ 手首の親指側が腫れている。
☑️ 手首を動かすと親指側に痛みがある。
☑️ 手首の親指側を押すと痛みが出る。
☑️ 子供の抱っこや手先を使う際に手首の親指側が痛む。
☑️ 指を広げたり動かすと違和感や痛みが現れる。
上記の症状に一つでも当てはまるかたは腱鞘炎の可能性があります!
一度、鹿児島市のまつもと石谷整骨院にご相談ください!!
腱鞘炎の主な症状
- 手首の親指側の痛み。
- 手首や親指の動きの制限。
- 手首の親指側の腫れや圧痛。
- 握力、手の筋力の低下。
腱鞘炎の主な原因
ドケルバン病は20代、50代の女性に多いとされています。一つの理由としては妊娠や出産、更年期など女性ホルモンが大きく影響していると言われています。周産期に多く分泌されるプロゲステロンというホルモンは腱を覆っている腱鞘(けんしょう)を強く収縮させる作用があり、腱鞘炎が起きやすいとされています。また、エストロゲンというホルモンは腱の動きをスムーズにしたり炎症を抑制する効果があります。更年期ではエストロゲンの分泌が急激に減少するため症状が出やすくなっています。
女性は子育てや家事に携わることも多く手首や指を駆使するため繰り返しの刺激が腱鞘炎の原因になっている可能性が高いとされています。
主にこの疾患で症状が出ている腱は長母指外転筋腱(ちょうぼしがいてんきんけん)と呼ばれる親指を外側に開く筋肉の腱と短母指伸筋腱(たんぼししんきんけん)と呼ばれる筋肉の腱です。これらの腱をトンネルのように覆っている腱鞘(けんしょう)との間が狭くなることで腱が締め付けられて痛みが見られます。

腱鞘炎かな?と思ったら
親指を握ったまま手首を小指側に傾けることで痛みが誘発する「アイヒホッフテスト」や親指を反対の手で牽引することで痛みが誘発される「フィンケルシュタインテスト」を行うと腱鞘炎の患者様の多くはこの検査が陽性となり症状が増悪します。
X線では症状を確認することができないため主にエコーで炎症部位などを確認したり上記のテストの陽性初見で確定診断となります。

当院のアプローチ方法
鹿児島市まつもと石谷整骨院ではまず患部の安静を指導しつつ、前腕から手首周りの筋肉を緩めることで症状の緩和をしていきます。腕の筋肉が緊張して硬くなっていると症状が悪化してしまう可能性がとても高いです。痛みが少しづつ取れてきたタイミングで指や手首の可動域を広げるような施術を行っていきます。当院には腱鞘炎などに効果の高い微弱電流を使った物理療法治療器もあるため、整体と物理療法を組み合わせた治療を行なっていきます。症状によってはテーピングを使った固定なども施し手首の動きを制限することで腱鞘炎の早期改善を目指すとともに再発しにくいように調整していきます。
