変形性膝関節症の原因と当院の施術法
変形性膝関節症とは?
変形性膝関節症とは、膝関節にある軟骨が加齢などによって変性することによって骨が変形したり、周囲の組織の炎症が起きることで痛みが生じるのが特徴です。現在の日本は高齢化社会が進み、変形性膝関節症の患者は増加傾向にあります。痛みだけでなく患者のQOL(生活の質)を低下させる要因になるため早期の発見や対処がとても重要となります。痛みが出る部分は膝の内側が多く、膝のお皿の下の方まで痛みが出る場合もあります。O脚に変形することが多く、対処が難しくなる場合もあります。多くは50歳代に発症し、女性の方が発症率が高い傾向にあります。

このようなお悩みはありませんか?
☑️ 痛みで正座ができない
☑️ 歩き始めが痛む
☑️ しゃがみ込む動作が痛みでできない
☑️ 膝の曲げ伸ばしができない
☑️ 階段を降りる時に激痛が走る
一つでも上記の症状に当てはまる方は変形性膝関節症の可能性があります!
一度、鹿児島市にあるまつもと石谷整骨院までご相談ください!
変形性膝関節症の主な症状
- 膝の関節痛
- 膝の運動時痛
- 膝の可動域制限
- 腫れ
- O脚
- 関節の変形
- 動き始めに痛む
変形性膝関節症の主な原因
変形性膝関節症は主に加齢や生活習慣からなるとされている一次性の変形性関節症と、骨折や脱臼、糖尿病やホルモンの疾患が原因となる二次性の変形性膝関節症に分類されます。大半は一次性の変形性関節症で、はっきりとした原因は不明なことが多いです。
膝関節のクッションのような役割をする関節軟骨がすり減ると骨同士がぶつかったり摩擦が大きくなることで炎症が起き、痛みが出てきます。軟骨がすり減ることで骨を覆っている滑膜という膜から関節液が分泌され骨同士の摩擦を軽減しようとします。よく「膝に水が溜まっている」と言いますが、これは膝関節に関節液が過剰にある状態を指し、腫れや膝が固まって動かしづらいといった症状が出てきます。
この疾患が女性に多い理由としては性ホルモンの変化が挙げられます。女性は閉経を迎えるとエストロゲンというホルモンの分泌が極端に減少します。エストロゲンは骨密度を保つ働きがあり、減少すると軟骨や骨が傷つきやすくなり、そこから変形性関節症になる可能性が高いです。元々O脚やX脚など膝のアライメントの異常がある方は体重が膝のどちらかに偏ってしまって骨の変形を促進する因子となります。

変形性膝関節症かな?と思ったら
まずは膝に熱感や腫れがないかを確かめます。変形性膝関節症では、関節液が溜まっていたり、滑膜が炎症を起こしていたりすると強い熱感や腫れが出てきます。そして骨の変形の有無などを確認します。動きの面ではどの動きで痛みが出るかが重要となってきます。変形性膝関節症では動き始めに強い痛みを伴う特徴があるので他の疾患との鑑別する一つの指標となります。
また、変形性膝関節症では特に膝の曲げ伸ばしに制限がかかります。以前よりも曲げ伸ばししにくくなったと感じたらまずは病院でX線やMRIで検査をすることをお勧めします。
当院の変形性膝関節症に対するアプローチ
鹿児島市のまつもと石谷整骨院では主に膝周りの筋肉や関節を正しく使えるように筋肉のバランス、関節のずれを整えていきます。変形性膝関節症の患者は脚の外側に体重をかける姿勢をとってしまうことが多いです。これにより膝関節の関節のズレやねじれが生じ、筋肉のバランスを崩し、痛みを促進してしまう原因となります。一度変形してしまった骨を元通りにするのは難しいですが、痛みが出にくい状態にしていくことは可能です。当院は変形性膝関節症の患者様の豊富な治療経験がございますのでもし困り事や気になる事があればお気軽にご相談ください。
